リゾバ体験記~憧れの非日常空間で楽しく働く~

体験記

海の近くで働きたい、テーマパークの非日常空間で働いてみたい。でも飽きやすいから長期でも1か月だけ働いてみたい。そんな思いを叶えてくれたのがリゾートバイトでした。スキー場2カ所、テーマパーク2か所、海近くのBBQ場の計5カ所で働いたことがあります。そんなリゾートバイトの体験談(2017年&2018年)をお話ししたいと思います。

リゾートバイトとは、北海道から沖縄までの日本全国のリゾート地で住み込みで働くバイトです。略してリゾバです。大学生や、日本一周途中の資金稼ぎの人、留学の資金稼ぎの人、非日常や刺激を求めてきた人、気分をリフレッシュしに来た人など様々な人がいます。

新潟のスキー場

年末年始のスキー場(フードコート)

Q: なぜこの勤務地を選びましたか?

スキー場には行ったことがなかったのでどういうところか興味があったからです。年末年始を初めて会った人たちと過ごすのも面白そうだと思いました。

Q: 年末年始のスキー場リゾバの魅力は何ですか?

繁忙期のため短期間で稼げる所が魅力ですし、お客さんも多く働きがいがあります。冬の花火も見れました。スタッフ用の年末年始のイベントもありますし、仲良くなったリゾバ仲間と一緒に年を越すこともできちゃいます。

Q: 印象に残っていることは何ですか?

フードコートメニューの一部がスタッフ料金で食べられたため、お昼に何を食べるか考えるのが楽しみでした。お気に入りは、チュリトスとクレープとワッフルでした。

海外のお客さんが多く、一番使用した英語は「chopsticks」という印象が強いです。

寮の部屋から見えた冬の花火が綺麗でした。

仲良くなったリゾバ仲間と一緒に紅白を見て年末を過ごしたのが不思議な感じでした。

春1か月のスキー場(ゲレンデレストラン)

Q: なぜこの勤務地を選びましたか?

スタッフはスノボのレンタルとリフト券が無料だったため、休日にスノボを楽しめると思いました。ゲレンデに憧れもあったので働いてみたいと思いました。

Q: 春のスキー場リゾバの魅力は何ですか?

相部屋と聞いていたけど、スタッフの人数も少なくて個室として利用できたのは嬉しかったです。平日は空いているパークをゆっくり満喫できる点も魅力だと思います。

Q: 印象に残っていることは何ですか?

ゲレンデレストラン勤務のため毎回ゴンドラを使用していました。ゴンドラで通勤できる非日常感が楽しかったです。

昼の賄が、自分で適量をよそって食べるバイキング形式で楽しく、味も最高に美味しかったです。

フードコートのメニューの種類が豊富で覚えることが多く、働いていて飽きなかったです。

ピザの調理過程が楽しかったです。ピザの生地を伸ばして食材を乗せ、ピザピールでピザ窯に入れて時間を計って取り出して、ピザカッターで切るという工程はピザ職人気分でした。

休みの日に、大自然の新鮮な空気の中、ゆっくりスノボで滑るのが最高に気持ちよかったです。

少し離れたレストランにヘルプで行くことがあり、いつもと違う場所での食器片付けや料理提供は新鮮でした。

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栃木のテーマパーク

GWのテーマパーク(レストランサービス)

Q: なぜこの勤務地を選びましたか?

テーマパークの楽しい雰囲気の中で働いてみたかったからです。

Q: GWのテーマパークリゾバの魅力は何ですか?

繁忙期のピークのためお客さんが多く、とても働きがいがありました。楽しんでいるお客さんの笑顔を見ると自分も嬉しくなってきて働いていて楽しかったです。

Q: 印象に残っていることは何ですか?

出勤時の営業前のパーク内の静けさと営業開始後のお客さんであふれて賑わっているギャップが面白かったです。

制服のエプロンが可愛くてお気に入りでした。

休み予定だった日も自分の希望で他の店舗のヘルプに入り、テーマパーク内の2か所で働けたのは貴重でした。

夏1か月のテーマパーク(ホールスタッフ)

Q: なぜこの勤務地を選びましたか?

テーマパークの世界観の中に自分も入りたかったからです。

Q: 1か月テーマパークリゾバの魅力は何ですか?

テーマパークの世界観にどっぷり浸かれることです。休みの日にパークに遊びに来てお客さん目線で楽しんでいるリゾバ仲間もいました。

Q: 印象に残っていることは何ですか?

着物を着て、お面を身に着けて、荷物を風呂敷で包んで準備を整え、パークにインすると景色もがらりと変わってタイムスリップしたような感覚になって面白かったです。

口調を変えてテーマパークの世界観の住人になりきり、適した名前も付けてもらい俳優気分を味わえました。

お客さん向けのパーク内のイベントを度々目撃することがあり、自分自身も楽しむことができました。

愛知の海近くのBBQ場

Q: なぜこの勤務地を選びましたか?

海の近くでカジュアルな雰囲気の中で働きたかったからです。

Q: 印象に残っていることは何ですか?

海と夕日の景色が疲れが吹っ飛ぶほど美しかったです。最初の写真がそれです。

波の音を聞きながら海をぼーっと眺めていると心が落ち着き、いつまでも眺めていられました。

休みの日に思い付きで近くの島に行き、自転車をレンタルして島一周して満喫できたのも海の近くならではだと思います。

最寄り駅近くの手羽先が美味しく、テイクアウトして家で食べる瞬間が幸せでした。

パフェ巡りをしておいしいパフェを食べるのが休日の楽しみの1つでした。

職場はレゲエやR&Bの心地よい音楽がかかっていてカジュアルな雰囲気で働きやすかったです。

配膳や片付けの接客以外に、飲み放題プランのドリンク係でもあったので全部の種類の作り方を覚えるのが大変だったけど楽しかったです。

職種に関して

リゾバの職種はレストランホールスタッフ、調理補助、マリンスタッフ、旅館の仲居さん、ホテルの受付・ベル、スキー場のアクティビティスタッフなど種類が豊富です。

私は最初からレストラン業務に絞って探していたわけではありませんが、自分の希望条件に当てはまって最終的に選ぶのはいつもレストラン業務でした。レストラン業務の基本的な内容としては、オープン準備・清掃・レジ・オーダー受付・キッチン調理補助・片付け・洗い物・ゴミ出しです。

キッチン調理補助は料理が得意でなくても、教えてもらって覚えれば誰でもできます。種類が多いほど覚えるのは大変ですが、丁寧に教えていただけるので覚えてしまえば自分ができるレパートリーが増えてとても楽しいです。

レストラン業務共通のプチ情報として、ビールサーバーの樽の取り換え方や洗浄方法を知っているとあらゆるところで役に立ちますし、食洗器直後の食器はとても熱いので注意が必要です。

レストラン業務内容は勤務地によってさまざまなので、お仕事詳細の仕事内容を要チェックです。

働くまでの流れ

まずリゾバ.comでスタッフ登録をすると担当の方から連絡があり、勤務地や希望条件のヒアリングがあります。

その後、希望条件に合った候補地の資料がいくつかメールに添付されて送られてきます。より詳しい情報が載っているので、隅々まで読んで吟味します。

働きたい職場が見つかったらその旨を伝え、その時点で枠が空いていれば勤務確定です。

リゾバ.com


担当の方とのやりとり

担当との連絡は基本電話かメールです。(最近だとLINEでも行っているようです)

勤務地はリゾバ.comで自分でも探せますが、候補地として送られてくる添付資料が楽しみでした。次はどんな職場で働けるのだろうかとわくわくしました。候補地の中で1個は惹かれるものがあったので、提案頂いた勤務地に決めることが多かったです。

送られてきた候補地の中で惹かれるものがなかったときは、その旨を正直に伝え、自分で探し続けたりもしました。自分で見つけた興味ある勤務地のリゾバ番号を伝えて詳しい資料を送っていただくこともありました。

自分の希望の勤務地が見つかるまで何度もやり取りがありましたが、どの方も丁寧に対応いただき感謝しています。

寮について

寮のタイプには、社員寮、アパート、客室などがあります。寮形態には個室と相部屋があります。基本の設備は冷暖房・寝具・トイレ・洗面所・冷蔵庫・洗濯機・乾燥機・お風呂ですが、プラスしてテレビ・ミニキッチン・館内露天風呂・WiFiなどの設備がある寮もあります。室内設備の冷暖房・寝具以外は共同設備の寮もありますし、室内設備が充実しており一人暮らしと変わらない寮もあります。共同設備は使うタイミングがほかの方と被る場合があるので人によってはストレスにつながる可能性があります。

相部屋と記載されていても時期によっては1人で使用できる時もありますし、土日だけ相部屋になって人数が増える場合もあります。ご飯も朝・夕出るところが多いですが、3食出たり、無料有料も様々です。近くにスーパーがあるなどの利便性もまちまちなので資料の情報を頼りに車を持ち込んだりすると快適に過ごせます。

譲れない条件と妥協できる条件

職場環境と寮設備に関して、それぞれ譲れない条件と妥協できる条件を決めましょう。

自分が思い描くそのままの勤務地があったら最高ですが、現実はそう甘くありません。職場環境は自分の条件にぴったりだけども、寮にWiFiがなかったり、個室が良いけど相部屋しかなかったり。または温泉にも入れて個室で寮の設備は最高だけども、職種が自分に合わなかったり。

寮の設備が整って住環境が最高であればどんな仕事でも頑張れる人もいますし、職場が楽しければ寮設備は最低限でよい人もいます。職種と寮設備のどちらを優先するかは人それぞれです。ちなみに私は1か月前後縛りだったので探すのにちょっと苦労しましたが、長期だと良い条件も多く、探しやすいと思います

1か月の勤務地を探した時の私の場合を紹介します。

絶対に譲れない条件:カジュアルさ(服装)、期間(1か月前後)、1日2食または賄付き

絶対に譲れない条件(寮室内の設備):冷暖房、寝具、風呂、冷蔵庫                 ※洗濯機、トイレは共同でも可

妥協できる条件:WiFi、テレビ

カジュアルに働きたかったので服装でパンプスの記載があったらどんなにほかの条件が良くても別の勤務地を探しました。寮の設備に関しては、WiFiとテレビはあると便利ですがなくてもいいやと妥協したことがあります。WiFiとテレビがない寮で約1か月生活した時は、室内でやることがないと外に行きたくなるので周辺をたくさん散策できて楽しかったです。

自分の譲れない条件と妥協できる条件が決まっていると勤務地を決めやすく、実際に働いた時のギャップにショックを受けることも少ないでしょう。

最後に

どの職場もよい仲間に恵まれ、楽しみながら決められた期間を働ききることができました。自分の憧れの立地で働くことができて大満足です。希望すれば延長もできますので、あなたももし働いてみたい立地があるならリゾバをお勧めします。

ただし期待が高すぎると想像と違った時に辛くなってしまうかもしれません。仕事資料を隅々まで読み、自分がそこで働いている姿を想像してみることが大切です。自分と向き合いしっかり吟味して決めましょう。

どんな職場があるかリゾバ.comをのぞいてみるのも面白いですよ(*´▽`*)

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